食の安心安全への取り組み
弊社では作業着･作業手袋などを着用し、精肉加工をいたしますのでお肉を直接手で触れたりすることはありません。
また弊社では食品を取り扱う会社としてお客様に安心で安全な食品をお届けできるように、国際的にも導入されている『HACCP』に基づいた考えで取り組みを行っております。食品を取り扱う会社として国から許可を得ているのは勿論の事、それだけでは満足せず様々な認証基準をクリアしてお客様にお届け出来るよう努めています。
HACCPとは？
「Hazard Analysis Critical Control Point」の頭文字をとったものです。『ハサップ』と発音し「危害分析・重要管理点」と訳します。HACCPを理解していただくために、「HA」と「CCP」に分けて説明いたします。
Hazard Analysis=危害分析
食品を製造する過程で発生する可能性のある危害を見つけだすこと。たとえば病原菌・ウィルス・異物混入の可能性がある場所などを特定することがこれにあたります。有害な微生物・化学物質や異物（金属など）が、原材料由来や製造過程で食品中に混入・増殖することで発生する可能性がある「危害（健康への悪影響）」を予測して、これらを管理する方法を明確にしルール化する。
Critical Control Point=重点管理点
HAで見つけだされた危害を防ぐために欠かせないチェックポイントのこと。たとえば高温で殺菌する作業が欠かせない場合、「HA＝危害分析」に基づき温度設定や監視方法なども含めた重要な製造・加工工程を管理する「CCP＝重要管理点」になります。
このように、製造工程全体の流れの中で重要なポイントを特定し、それを重点的に管理。製造工程を細分化し、工程ごとのリスク管理を行うことで、問題がある商品の出荷を防ぐことができます。万が一食品事故が発生した場合でも、どの工程に原因があるのかを迅速に究明し対応することの出来るシステム、それがHACCPなのです。